2016年12月3日土曜日

高ドッキョウ(1134m):静岡市側からの登山ルートまとめ

前回の山行「出羽→高ドッキョウ(1,134m)」は,残念ながら途中撤退となってしまった.次回の山行も高ドッキョウ山頂を目標とする予定だが,その前にもう少しネットからルートに関する情報を集めてみた.

下記に静岡市側からの主な高ドッキョウ登山ルートとその山行記録ページを掲載する.掲載順は松浦理博「安倍山系 上」に準じた.

①坂井沢バス停→樽峠経由


最も一般的なルートで,ネット上でも最も情報の多い.また難易度も他のルートに比べて低いようだが,荒れている部分もあるかもしれない.

②板井沢バス停→湯沢峠→戸谷金山経由


湯沢峠から山頂直前まで笹の藪こぎのあるらしいルート.ネット検索では1件しか情報が得られなかったが,2000年に山と溪谷社から発売された「駿遠・伊豆の山」には掲載されていたらしい(未確認).ちなみに板井沢バス停から湯沢峠に至る道は2つある.
  1. 湯沢橋あたりにある坂本標識(推定)の指導する破線路
    沢沿いの地形図破線路で,途中から道が消えるかなりの難路となる模様.
  2. 「安倍山系 上」「駿遠・伊豆の山」に掲載されているルート
    尾根を行くルート.現在の道の状態は情報が得られず不明.
「安倍山系 上」掲載の高ドッキョウ・ルート②では,沢沿いの破線路ではなく,尾根道を行く.「安倍山系 上」掲載のルートは,「駿遠・伊豆の山」に掲載されている高ドッキョウルートと同じものらしい(未確認)

③大平バス停→出羽橋林道→和田島少年自然の家認定路経由


前回自分が上ったルート.ほとんど人の歩かない忘れ去られつつあるルート.杉林から始まる道は,広葉樹林帯に入ってから荒れだし,倒木が多くなり,沢沿いの道が終わる前あたりから不明瞭になる.また更に行くと笹が山腹の道に被さっており,藪こぎになる.別の尾根のコルに取り付く斜面には,笹と茨の激藪が存在する.水場あり.

④大平バス停→徳間峠経由


比較的情報の多いルートで標識もしっかりあるようだが,荒れている部分もあるようだ.特に徳間峠から山頂にかけては,痩せ尾根,急登,崩落地,十数箇所のロープ場がある模様.

⑤大平バス停→興津川渡渉→高野マキ経由


「高野マキ(正式名称:大平のコウヤマキ)」は県指定文化財(静岡県天然記念物).多くはないが,そこそこの情報量のあるルート.道は荒れており,不明瞭な部分も多いらしく,急登もある.途中で上記のルート④と合流する.

⑥大平バス停→出羽橋→破線路→湯沢峠経由


「安倍山系 上」において未踏査と注釈されているルート.ネット検索でヒットしたのは1件だけだった.ほとんど廃道とも言える地形図破線ルート.レポートによるとかなり危険な難路となっている模様.前述のルート②に合流する.

⑦ヤマセミの湯→元沢・板井沢峠→尾根道→湯沢峠経由


「安倍山系 上」に掲載されていない,最も長い全長約22kmの周回ルート.元沢・板井沢峠から湯沢峠までの尾根道はやはり笹薮となっているらしい.前述のルート②に合流する.
自分の集めた情報は以上.さてどのルートにしようか…

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