★概要
- 日程:2016年10月19日
- 天候:晴れ,雨上がり
- コースタイム:
自宅発21:04→西宮神社(標高22m)着21:40→徳願寺山門前(標高121m)着22:15→自宅着23:25 - 総行動時間:2時間10分
- 総移動距離:12km
- 最高標高:177m
- 休憩時間:10分
★ 感想
前回の山行後,家庭の諸事情により太ってしまったので,急遽夜間訓練に出ることにした.ザック重量は今まで通り約4キロ.水は3リッターで,内2リッターは重り,1リッターが飲料用.手にはダブルストック.靴は…
…すでに投稿したように,前回の訓練でジョギングシューズ右のソールは剥がれてしまった.実はその後ダメ元で,100円ショップで万能ボンドを2本購入し,べっとりと塗りつけて貼り合わせ,輪ゴムで数日間固定しておいた.本日はその修繕後,初めての使用となる.果たして訓練に耐えることができるのか?100均ボンドのパワーに期待.
今回はそのため,ソール再剥離による途中撤退も考慮しながらコースを決めた.前回の山行において,前回の訓練の効果をあまり感じないばかりか,むしろ山歩きのフォームに悪影響を及ぼしたように思うので,今回はあまり走らないことにした.また平地よりもできるだけ,山道に近い山の舗装路を歩きたかったので,訓練でいつも行っている徳願寺の前を通っている農道を歩くことにした.
まずは国道一号線沿いにある西宮神社を目指して,自宅を出発.歩きながら,しばらく貼り付けたソールを気にしていたが,どうやら問題はないようだ.少し走ってもみたが,再剥離の気配はない.これは結構なこと.
駿河大橋を渡り,国道一号線を暫く歩くと,西宮神社に続く急坂の前についた.ここはちょっとなる懐かしい場所で,佐渡山(標高103m)の麓にあたる.自分が最初に里山を単独で上り始めたころ,徳願寺山(標高352m)を目指してここから上った記憶がある.その時使っていたザックが,今回訓練で使っているザックという次第.
ヘッデンを装着.まずは西宮神社本殿に向かうコンクリートの急坂を上る.坂を登りきると農道に出るのであとは,訓練向きのアップダウンのある,外灯のない真っ暗な農道をひたすらに歩くのみ.中間目標地点は,徳願寺山門前と徳願寺山ハイキングコース登山口だ.
真っ暗と言っても,本日は時折,雲間から月が顔を出してくれたので,その時はヘッデンを消しても目が慣れれば道が見えそうだった.また時折,右側に静岡市の夜景が広がる.一番夜景がきれいなところで写真を撮ろうとしたのだが,例によって多湿のためか,何度もカメラアプリが強制終了してしまう.何度かトライしてようやく2枚撮れたが,時間のをロスした.先を急ごう.
以前この農道を上った時には,夏でもありフゥフゥ言って苦しんだことを記憶しているが,今の自分にはさほど苦ではない.いや,むしろ楽しいとさえ感じる.それは確かに進歩であり,喜ばしいことなのが,若干寂しい感じもしていた.つまり過去においては,この道を歩くことには「深い意味」があったのだが,今の自分にとってはそのような「深い意味」は感じられず,単なる訓練歩行以外何も意味しない…,すなわち「意味の蒸発」
このような感覚に陥ったのは,もしかしたら夜間で周囲の景色が見えなかったからかもしれない.景色が見えれば,また訓練歩行以外の別の意味を持ってくるのかもしれない.しかし訓練しているその時の自分には,トレーニング以外の意味は見いだせなかった.
さて徳願寺山門前を過ぎ,さらに徳願寺山ハイキングコース登山口を過ぎると,農道は上りから下りへと転じた.雨で濡れたアスファルトをストックでブレーキを掛けながら,やや早歩きで降りていく.その途中で意外な事が起こった.
真っ暗な農道の先に,LEDライトが見えたのだ.しかも動いている.間違いない.人だ.こんな時間に農家の方がいるはずもなく,いるとすれば自分と同様にやはり何かの訓練者なのか?ちょっとときめきを感じながら,ライトの方へ近づいていく.
近づくにつれ,だんだん状況が見えてきた.自動車が停めてあり,その横で白い服を来た男性らしき人が何かをしている.残念ながら訓練者ではないらしい.その横を通り過ぎる時,「こんばんわ」と挨拶すると,「こんばんわ」とやや弱い返事が返ってきた.どうやら夜景を撮影に来た方らしい.そのまま通り過ぎたのだが,撮影が終わったのか,すぐに後ろから車で走ってきて,自分を追い抜いて行ってしまった.こんなこともあるのだな.
その後,徳願寺山の麓に当たる下向敷地に下りついた.ここからはまた平坦な舗装路を自宅まで歩くことになる.
再び歩き始めたその時,ソールを貼り付けた右足の裏の異変に気づいた,歩く度に右足から,何かが地面に擦れる音がするのだ.これはまずいと思い,数m先にある伊勢神明宮神社の明るいライトの下で,右のソールを確認してみた.ありがたいことにソール自体は剥離していなかった.原因は別にあった.ソールの滑り止めブロックが横一列分,剥がれかけていたのだ.まいった,これは家に帰ってボンドで貼り付けるしかない.とりあえず家まではまだ数kmあるので,途中でちぎれてしまう可能性は十分ある.ブロックちぎらないように注意しながら,神社を後にした.
こうしてとりあえず帰路を歩き始めたのだが,駿河大橋を渡るちょっと手前で,またもや今度は左のソールから異音が発声し始めた.この音には聞き覚えがある.そう,間違いない.ソール剥離の音だ!
靴を見ると案の定だった.その後の経過は前回の訓練時と同じ.結局ソールは,橋を渡る途中で完全に剥離してしまったため,ソールをザックに収納し,そのまま歩いて帰宅した.
まだ靴の確認や修繕はしていないが,右は比較的うまく行ったので,左についてもちょっと楽観視している.はてさて復活してくれるか?それとブロックはどうなった?
…すでに投稿したように,前回の訓練でジョギングシューズ右のソールは剥がれてしまった.実はその後ダメ元で,100円ショップで万能ボンドを2本購入し,べっとりと塗りつけて貼り合わせ,輪ゴムで数日間固定しておいた.本日はその修繕後,初めての使用となる.果たして訓練に耐えることができるのか?100均ボンドのパワーに期待.
今回はそのため,ソール再剥離による途中撤退も考慮しながらコースを決めた.前回の山行において,前回の訓練の効果をあまり感じないばかりか,むしろ山歩きのフォームに悪影響を及ぼしたように思うので,今回はあまり走らないことにした.また平地よりもできるだけ,山道に近い山の舗装路を歩きたかったので,訓練でいつも行っている徳願寺の前を通っている農道を歩くことにした.
まずは国道一号線沿いにある西宮神社を目指して,自宅を出発.歩きながら,しばらく貼り付けたソールを気にしていたが,どうやら問題はないようだ.少し走ってもみたが,再剥離の気配はない.これは結構なこと.
駿河大橋を渡り,国道一号線を暫く歩くと,西宮神社に続く急坂の前についた.ここはちょっとなる懐かしい場所で,佐渡山(標高103m)の麓にあたる.自分が最初に里山を単独で上り始めたころ,徳願寺山(標高352m)を目指してここから上った記憶がある.その時使っていたザックが,今回訓練で使っているザックという次第.
ヘッデンを装着.まずは西宮神社本殿に向かうコンクリートの急坂を上る.坂を登りきると農道に出るのであとは,訓練向きのアップダウンのある,外灯のない真っ暗な農道をひたすらに歩くのみ.中間目標地点は,徳願寺山門前と徳願寺山ハイキングコース登山口だ.
真っ暗と言っても,本日は時折,雲間から月が顔を出してくれたので,その時はヘッデンを消しても目が慣れれば道が見えそうだった.また時折,右側に静岡市の夜景が広がる.一番夜景がきれいなところで写真を撮ろうとしたのだが,例によって多湿のためか,何度もカメラアプリが強制終了してしまう.何度かトライしてようやく2枚撮れたが,時間のをロスした.先を急ごう.
以前この農道を上った時には,夏でもありフゥフゥ言って苦しんだことを記憶しているが,今の自分にはさほど苦ではない.いや,むしろ楽しいとさえ感じる.それは確かに進歩であり,喜ばしいことなのが,若干寂しい感じもしていた.つまり過去においては,この道を歩くことには「深い意味」があったのだが,今の自分にとってはそのような「深い意味」は感じられず,単なる訓練歩行以外何も意味しない…,すなわち「意味の蒸発」
このような感覚に陥ったのは,もしかしたら夜間で周囲の景色が見えなかったからかもしれない.景色が見えれば,また訓練歩行以外の別の意味を持ってくるのかもしれない.しかし訓練しているその時の自分には,トレーニング以外の意味は見いだせなかった.
さて徳願寺山門前を過ぎ,さらに徳願寺山ハイキングコース登山口を過ぎると,農道は上りから下りへと転じた.雨で濡れたアスファルトをストックでブレーキを掛けながら,やや早歩きで降りていく.その途中で意外な事が起こった.
真っ暗な農道の先に,LEDライトが見えたのだ.しかも動いている.間違いない.人だ.こんな時間に農家の方がいるはずもなく,いるとすれば自分と同様にやはり何かの訓練者なのか?ちょっとときめきを感じながら,ライトの方へ近づいていく.
近づくにつれ,だんだん状況が見えてきた.自動車が停めてあり,その横で白い服を来た男性らしき人が何かをしている.残念ながら訓練者ではないらしい.その横を通り過ぎる時,「こんばんわ」と挨拶すると,「こんばんわ」とやや弱い返事が返ってきた.どうやら夜景を撮影に来た方らしい.そのまま通り過ぎたのだが,撮影が終わったのか,すぐに後ろから車で走ってきて,自分を追い抜いて行ってしまった.こんなこともあるのだな.
その後,徳願寺山の麓に当たる下向敷地に下りついた.ここからはまた平坦な舗装路を自宅まで歩くことになる.
再び歩き始めたその時,ソールを貼り付けた右足の裏の異変に気づいた,歩く度に右足から,何かが地面に擦れる音がするのだ.これはまずいと思い,数m先にある伊勢神明宮神社の明るいライトの下で,右のソールを確認してみた.ありがたいことにソール自体は剥離していなかった.原因は別にあった.ソールの滑り止めブロックが横一列分,剥がれかけていたのだ.まいった,これは家に帰ってボンドで貼り付けるしかない.とりあえず家まではまだ数kmあるので,途中でちぎれてしまう可能性は十分ある.ブロックちぎらないように注意しながら,神社を後にした.
こうしてとりあえず帰路を歩き始めたのだが,駿河大橋を渡るちょっと手前で,またもや今度は左のソールから異音が発声し始めた.この音には聞き覚えがある.そう,間違いない.ソール剥離の音だ!
靴を見ると案の定だった.その後の経過は前回の訓練時と同じ.結局ソールは,橋を渡る途中で完全に剥離してしまったため,ソールをザックに収納し,そのまま歩いて帰宅した.
まだ靴の確認や修繕はしていないが,右は比較的うまく行ったので,左についてもちょっと楽観視している.はてさて復活してくれるか?それとブロックはどうなった?